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葛藤がまた次の葛藤を引き寄せるという心のサイクル

心理学

引き寄せの法則は、現在進行形であなたに働き続けています。

だって、今日目の前に起こることは、あなたが引き寄せたんですから。

本日は、誰もが持つであろう心の葛藤について、引き寄せの法則に基づいて書いてみました。

 

心の中に生まれる葛藤(conflict)

 

人生には、二者択一に直面するケースがあります。

例えば、

進学するか、就職するか。
結婚するか、独身でいるか。
会社に留まるか、辞めるか。

 

そんなとき、あなたはどのような心が湧き上がってきますか。

 

進学すれば学歴が積めるけどお金が入ってこない、就職すれば収入は入るけど学歴をあきらめることになる。

様々なことを考える中に、損得勘定も入ってきます。

なぜなら、人間は、基本、欲張りです。

欲は執着心を生み出します。

あれも欲しい、これも欲しいとなるわけです。

 

そうして、迷いに迷った挙句、

おそらく、多くの方が、自分にとって都合の良い方へ進むと思います。

 

ところが、この、

都合が良い

という選択には、大きな落とし穴があります。

 

例えば、

結婚を例に挙げてみましょう。

 

ある女性が、2人の男性から求婚されて、どちらと結婚するかで迷っていました。Aという一人の男性は、学歴があって収入もいいけど性格的にそりが合わないと感じています。Bというもう一人の男性は、年下で収入も少ないけど、性格的に相性が良いと感じています。彼女はさんざん迷いましたが、今後の生活を考えAさんとの結婚を決意します。

つまり、Aさんとの結婚が自分にとって都合がいいと判断したわけです。

ところが、数年後、子どもができ、Aさんとの子育てについての考え方の相違から口論が続くようになり、心が疲弊しきったころ、結婚した時のもう一人のBさんの顔が思い浮かぶようになってきました。

「Aとの結婚は失敗だった。」

「もしもBさんと結婚していたら、こうはならなかったかもしれない。」

そんなことを毎日考えるようになりました。

 

つまり、この女性にとってAさんとの結婚は、

都合が悪くなった

ということです。

 

あの時は都合が良くて、今は都合が悪い。

 

このことは何を意味するでしょうか。

実は、とても大切な要素がこの中にあるんです。

 

それは、

都合がいい悪いで判断している限りは、目の前に起こることは、永続的にその2つに分類され続ける

ということなんです。

葛藤するというマインドが、目の前に葛藤させる現実を次々に引き寄せてくる。

そう思いませんか。

 

永久に都合の良いままで存在することなんて、世の中にはあり得ません。

 

だとしたら、どうすればいいのでしょう。

葛藤しない現実を作り出すためには、

自分の心が目の前に映し出されている

という考え方を心に浸透させていくことです。

 

怒りの感情を持っている人には、怒るべき現実が目の前に。

不安に感じている人には、心配させる現実が。

迷いのある人には、迷うべき現実が目の前に。

 

すべて、心が呼び寄せるものなんです。

 

そのためには、ただ一つ、

まずはそれを手放すこと

です。

 

都合が良い悪いで判断している限りは、必ず後悔を味わうことになる。

 

次に、心に忠実に向き合い、

そうしたいからそうするだけ

のような自由なマインドを手に入れることです。

 

やたらと条件を持ち込んで打算的な損得勘定をするのではなく、

心で求めて、求めて、求め抜いていく感覚

で生きていく。

 

そうなったとき、あなたの心からは、

後悔

という2文字は消えてなくなっているはずです。

もしも、今、葛藤の最中にいるのであれば、周りの条件をなるべく外しつつ、自分の本当の心に向き合ってみましょう。

そこに、あなたにとっての答えが必ず眠っていると信じます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。

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