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比較する心の背景を見つめる

心理学

迷いが生じ、心の中で選択を迫られることがあります。

Aを選ぶか、Bを選ぶか。

迷えば迷うほど、Aを選べば、もしBなら違う結果になっていたのではないかと後になって後悔することになります。

反対に、Bを選べば、Aならもっといい結果になったはずだと悔みます。

あなたの過去の失敗経験がそう語り掛けるのです。

この時、人の心は過去に向かっています。

過去の失敗を現在に取り込み、そして未来への不安をも作り出しているのですね。

自分と周りの比較も無意味なことです。

あなたの捉える周りは、あくまでもあなた自身が感じている世界のものです。

本当の周りの姿を捉えてはいません。

自らの思いが作り出している偶像にしか過ぎないのです。

地位があっっても、財産があっても、名声を得ていても、その本当の心を測り知ることは不可能です。

自分自身の心が自分だけの思いで作り出しているのが比較なのです。

そんな時には、その比較を生み出す心をじっくりと感じてみましょう。

心が比較論を生み出すたびに、じっくりと心と対話を繰り返すのです。

比較する心の背景が見えてくるはすですから。

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