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人とは限りなく違うことを初めて理解したとき

心理学

皆さんの周りに、心を開ける人がいらっしゃると思います。

家族、親友、配偶者、恋人・・・。

でも、どんなに親しい人でも、限りなく相違点が存在するのを意識したことがありますか。

生い立ち、成育歴、学歴、職歴、家庭、人間関係、現在の環境

人には、自分と同じところを見つけて安心するという心のはたらきがあります。

そこに共感し、そういう人を周りに配置しようとします。

そして、そうでない人は、遠ざけようとします。

例えば、友人と意見を交わしあっているときに、同じ考えだとどこか安心感を覚えた経験があるかと思います。

反対に、自分の意見とは全く正反対の考えを聞き、心がざわついた経験もあろうかと思います。

しかし、この安心感や不安を感じている限り、あなたはこれに怯えて、一喜一憂しながら生活し続けることになるのです。

親しい人とも限りない相違点があり、嫌いな人とも限りない共通点がある。

こういう認知に到達したときに、あなたの周りにいる人は皆同じ存在になります。

これが、周りに左右されることなく、自分らしく生きられる社会的な環境です。