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アダルトチルドレンから抜けるために必要なこと

心理学

今回は、アダルトチルドレンについて、どのような認識を持つのがベターなのかという視点で記事を書こうと思います。

アダルトチルドレンを語るときには、インナーチャイルド、トラウマ、虐待などが関わってくることが多いです。

特に、こちらの過去記事において解説していますので、お読みください。

心理学のとびら~アダルトチルドレン~

アダルトチルドレンの家庭

元は、アダルトチルドレンという言葉は、「忘れられた子どもたち-アルコール依存症の親に育てられた子どもの研究」という本で使用されたことから始まっています。

つまり、アダルトチルドレンは、元々、アルコール依存症の親に育てられたかわいそうな子どもを称して使用されていたのです。

アルコール依存症の親は、養育放棄、家庭崩壊、夫婦別離など、家庭に様々な問題を引き起こします。

それが、アルコール依存でなくても、不適切な養育をする親がいるということで、アダルトチルドレンは、機能不全家庭に育った子ども(大人になりきれない子供)として使われるようになりました。

医療診断名でもありませんので、医者に行ったから、

「あなたはアダルトチルドレンですね。」

などと診断されることはありません。

判定材料として、各種診断のツールはいくつかあるものの、あまり信憑性を感じられないので、特にここでは紹介はしません。

アダルトチルドレンであるかどうかは別として、生きづらさにつながる要因がいくつかあるという視点で、育った環境を振り返っていだければと思います。

その要因として、下に4つ挙げてみました。

虐待

虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクトがあります。こうした虐待により、子どもは置かれた環境を生き抜くために、様々な方法で対処します。

例えば、虐待のある親を怒らせないように、人の機嫌を伺ったり、過度に従順に振舞ったりすることを覚えた子どもは、社会に出てからもその殻から抜けられず、人間関係に壁ができてしまったり、本当の自分らしさを出せない大人として生活を送ることになります。

虐待の家庭では必要だった生きる術が、通常の人間関係では生きづらさにつながってしまうのです。

児童虐待は、犯罪ですので、家庭の中で起こることとはいえ、社会全体で抑止力を持っている必要があります。

近隣の家で、子どもが泣き叫ぶ声が聞こえるようなら、ドアをノックしてみるくらいのかかわりが必要とされる時代です。

親の性格

毒親という言葉は、ここ数年、本でもよく取り上げられている言葉です。子どもの心を傷つける言動をする親のことです。子どもの存在を否定したり、過剰に支配したりするような親で、上の心理的虐待に当たると思われます。

「うちの親は性格が悪い。」「親がだらしない。」などの理由だけでは、社会的な抑止力がはたらかないので、地域社会や学校で、家庭との連絡を密にし、児相や学校の教師たちとの連携のもと、家庭に指導を入れていく以外に有効な手立てはありません。

家庭内不和

家族において父と母が仲が悪いとか、兄弟姉妹への対応に明らかな差別があるとか、厳格で封建的な家庭に育つとか、通常のお互いを大切にしあい、支え合っていく家族とは程遠い家庭を、機能不全家庭と言います。

家庭内のことは他から見えにくいことから、こういう問題はどの家庭にも潜在的にあるものと考えて間違いありません。

子育ての大変さへの不適応

どんな子どもにも、先天的な資質を持っています。例えば、よく泣く赤ちゃんもいれば、ほとんど泣かない赤ちゃんもいます。また、目を離したすきにどこかへひょいひょい歩いて行ってしまう幼児もいれば、親の背中に隠れで様子を見るような子どももいます。

特に、理解力が低かったり、過敏症をもつような扱いにくい子どもには、一般的に親はストレスを抱えやすく、問題を抑え込もうとして叱ることが多くなったり、手を出してしまったりすることもあります。

子どもの先天的な特性には、様々なものがあるという正しい理解をし、社会全体で支援していくことが必要です。

こちらの本、評価が高いのでお勧めしておきます。

アダルトチルドレンから抜けるために必要なこと

アダルトチルドレンの根本的な原因は、親にあることはご理解いただけたことと思います。

上の要因4つのうち、虐待は法的に防げても、残りの3つは防ぐための直接的な手立てに乏しく、こうしている今もアダルトチルドレンを生み出す要素のある家庭がいくらでも存在していると思われます。

虐待をはじめ、適切でない養育環境が子どもの心の成長を妨げ、その後の適応や人間関係に問題を生じさせてしまいます。

しかし、そこに至るまでに、子どもなりに対応してきた自分をじっくり見つめ、自らの思考で行動してきたことに気づいていけば、解決の糸口は自分の内に向かいます。

単に、自分の生きづらさを親の責任にしているだけでは、アダルトチルドレンから抜け出すことは困難です。

親を許すという感覚はもっと先のことになるかもしれませんが、まずは憎しみの感情をリセットし、

子どものときに果たし得なかった願いをじっくりと感じてみること

がアダルトチルドレンから抜ける最も有効な手段です。

思考癖や思い込みは、必ず変えていけるものです。

その上で、親との関係に執着している自分との決別をしていくことが重要です。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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