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カウンセリングにおいて変わるということ

カウンセリング

多くのクライエント様は、

「自分に問題がある。」

「何かを変えなければ・・・。」

と考えていらっしゃいます。

そんなクライエント様に私が申し上げる言葉。

 

「いいえ、あなたはあなたのままでいいのです。」

 

えっ、と思うかもしれません。

なぜだと思いますか。

 

変わりたいのなら、変われる何かをアドバイスしてあげればいいのではないかと思うでしょう。

いいえ、違います。

こんな時には、どんなアドバイスも、対処方法も、クライエントには入っていきません。

それには明白な理由があります。

それは、

自分自身を受け入れられていないから

です。

例えるなら、

自分自身を否定して見ているマインド色の眼鏡

をかけているとでも言いましょうか。

このマインドは、何をやっても、

 

まだ駄目だ

もっと努力しないといけない

 

と考える思考を醸成していきます。

たとえ、小さな喜ばしいことがあっても、

満足することはありません。

どんなに努力しても、まだ足りないとなりがちです。

お金を稼いでも、もっともっと稼がないとだめだとなっていきます。

 

そして、ここが最も大事な点なのですが、

自分自身を受け入れられていないから、周りも受け入れられない

となります。

 

これは、いつも書いていることですが、

自己受容レベル=他者受容レベル

なんです。

 

周りの存在
起こる出来事
現在の環境
自分自身の過去

 

周りに対して、何らかの不安・心配・不満・憤りを持ちながら生活しています。

このように、否定マインドの色眼鏡は、すべてをその色に染めていきます。

だから、いかなる外からの言葉も、心の中に浸透していくことはないと思っています。

 

カウンセラーは、

ありのままの自分を探すお手伝いをする。

ありのままの自分を愛せるようになってもらう。

そういう目的でお話を伺います。

 

そのきっかけとなる言葉が、

「あなたはあなたのままでいいのですよ。」

さらに、

「あなたの感情はあなたそのものです。大切にしてくださいね。」

と言葉を添えます。

 

これが、無理に変えようとする必要のない理由です。

自己否定からは何も生まれません。

自己肯定して、自分自身を受け入れ、ありのままの本当の自分に気づいたときに

目の前の世界は必ず違って見える

ことを、私は実感としてわかっているからです。

それを引き出していくことこそが、私のカウンセリングスタイルです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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