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心理カウンセラーにうつ経験は必要かという議論

カウンセラー

私は、カウンセリングは、

お釈迦様の手

だと思っています。

 

自分の手で沼から這い出ようとするクライエント様を、カウンセラーの見えない手でそっと押してあげる。

そして、自分の手で、自分の足で乗り越えていけるように、確かなサポートをしてあげることです。

 

そんなイメージでセッションを行っています。

 

もちろん、カウンセラーが「うつ」に対して知識や理解があることは、絶対なる必要条件です。

例えば、

どんな種類のうつがあるのか。
うつの症状にはどんなものがあるか。
うつ改善のために有効な精神療法。
代表的な薬の名前とその効果。
副作用について。

この程度の知識を有しないカウンセラーでしたら、相談するに値しません。

 

ただ、経験の有無については、上記で述べたように質的に違うものです。

大切なことは、

自分の経験に引きずられることなく傾聴できる力
うつを正しく理解するための知識

だと思います。

 

結論です。

カウンセラーのうつ経験はクライエントにとって役に立つのか。
  • ・経験の有無はカウンセリングには関係しない。
    ・経験はカウンセリングを阻害することがある。
    ・経験を役立てようとし過ぎてはいけない。

ということです。

最も大事なことは、自分自身のうつ経験よりも、

うつのクライエント様に数多く接し、

確かなエビデンスに基づいた上で話を傾聴し、

必要な手立てを取り、

ゴールへ導ける力

だと考えます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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